代表交代のご挨拶

12月3日 第4期まほろば社員総会が開催されました。
この総会で重要案件が可決されました。

代表理事の交代です。

芳野 裕士 代表理事から次世代を担う青年農業家の藤田 準 へバトンタッチされました。

皆様へ前代表理事 芳野 裕士からご挨拶です。

まほろばを創ろうと思い、4年という月日が経ちました。
「まほろば」とは、古事記に出てくる言葉で、素晴らしい場所という意味です。
我々の素晴らしい場所とは、同じ志を持つ仲間と一緒に活動している空間、時間だったと思います。
その我々が取り組んだことは、次世代の子供達のために、安心安全な食をご提供すること。

そのためには、土からの命を大切にした方がいいと判断しました。
農薬や肥料を使用しない無肥料自然栽培が最善だと判断しました。
そして、種は、固定種が無肥料自然栽培に最適だと判断しました。

そこから、我々が取り組んだこと。

普及するために、毎週月曜日に朝7時30分から集まって話し合いを続けました。
そして、たくさんのことに挑戦しました。
「まほろば」を意識しながら・・・。

そんな「無」の中から「有」が生まれたこと。

その代表が、お米(酒米)です。
固定種の無肥料自然栽培のチャレンジ。
ジャンボタニシ農法も確立することができました。

もちろん、失敗の方が多かったです。
失敗というよりも経験と解釈していますが・・・。
たくさんの経験をさせていただきました。

一年。一年と重ねていくうちに、いろんな気付きも得ました。
そこで、残留農薬や残留肥料が無くなるために、一番収穫が下がると言われている今年。
まさに、4年目。この年からは、どんどんと収穫が増えると言われています。

それを無事に乗り切れたことで、土の中は、自然本来の土壌となったと思います。

ということで、ここからがスタートです。

このスタート地点こそ、代表を次の世代に交代したいと思いました。
我々の希望でもある「藤田 準」くんは、青年農業家です。
彼が、この土壌から、我々の想いを具現化してくれると思います。
次の世代のために!土からの命を大切にしながら、安心安全な食が出来る。
「まほろば」をどんどん創造し続けると思います。

実になるには、根が出て、芽が出て、葉が出て、茎が伸び、花が咲いて、やっと実がなります。

最後に、お願いがあります。

引き続き「まほろば」が、この世に実を出していくことを、共に感じ、共に活動し、その成果の証人として、一緒に活動していただきたいと願います。

「まほろば」とは、素晴らしい場所です。
その場所が、私達に、ずっとずっと存在し続けることを願います。

芳野裕士

続きまして、新代表理事 藤田 準 よりご挨拶です。

この度、代表に就任しました藤田準です。どうぞよろしくお願い致します。

私は新居浜市で水稲を中心に露地野菜などを栽培する専業農家です。

まほろば設立以前に芳野前代表との御縁をいただき、設立より理事として活動してまいりました。

就農して11年目、まほろばの活動は3年余りです。
人の命の支えである食を生産する農業を生業にいてきましたが、まほろばに携わるまでは確固たる信念はそれほどなかったように思います。
この3年余り、皆様とともに活動し、「命を支える食」を守らなくてはならないと痛切に感じました。
まほろばの大きな柱である無肥料自然栽培の稲作が4年目になり、反収7俵(420kg)の実績ができました。
等級検査でも太鼓判の1等米となりました。

食を守るには普及です。

この実証をもとに多くの生産者が取り組み、また一般生活者へ届けれるようにしなくてはなりません。

いいものを後世に伝えようとするゆるぎない信念を持ち、これからもがんばってまいります。
私よりも人生の先輩方の理事たち、会員の皆様からのお知恵をかり、お支えをよろしくお願いします。

芳野は代表理事を譲りましたけど、理事として一般社団法人まほろばに残り、これからは藤田 準 新代表理事をサポートし活動を続けてまいります。
皆様、これからも宜しくお願い致します。